叡山電鉄700系(デオ710形)
【1両編成×2編成】
デオ710形車両は1987年7月に登場しました。
叡山電車初の冷房車で、当初よりワンマン運転用として設計されています。
この車両が登場した当時、他の車両はすべて「クリームとグリーン」の塗装でしたが、ワンマン運転を行っている車両として目立つようにと「アイボリーとマルーン」の塗装となりました。
デオ710形は2両ともリニューアル工事を実施し、インテリアの更新、車いす・ベビーカースペースの設置を行いました。711号車の外観は「比叡山の神秘的な森を表現した緑色」、712号車の外観は「人と森が調和する沿線の風景を表現した緑色」としています。
700系(デオ710形)バリエーション一覧
No | 現状 | 特徴 |
A01 | 消滅 | 標準色 |
A11 | 現存 | 緑帯 |
A12 | 消滅 | 赤帯 |
A13 | 現存 | 青帯 |
A14 | 消滅 | 黄緑帯 |
A21 | 消滅 | 復刻色 |
A22 | 現存 | ひえい色【ひえい改造】 |
A31 | 現存 | 赤帯 |
A32 | 現存 | 青帯 |
A33 | 現存 | 青緑帯 |
A34 | 現存 | 黄緑帯 |
A41 | 現存 | 復刻色Ⅱ |
700系(デオ710形)基本情報
700系(デオ710形) | |
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叡山電車700系(デオ710形)基本編成 | |
基本情報 | |
車両番号 | 711・712 |
両数(両) | 2 |
車両定員 | 87(37席) |
製造所 | 武庫川車両工業 |
運用者 | 叡山電鉄 |
導入年 | 1987年(昭和62年)7月 |
運用開始 | |
主要諸元 | |
編成 | 2両編成 |
軌間 | 1,435 mm |
電気方式 | 直流600V(架空電車線方式) |
最高運転速度 | |
起動加速度 | |
減速度(常用) | |
減速度(非常) | |
自重 | 33.7 t |
全長(最大寸法) (長・幅・高) |
全長15,700 mm 全幅2,690 mm 高さ4158 mm |
車体 | 普通鋼 |
主電動機 | 直流直巻電動機 |
主電動機形式 | TDK-8120-A |
主電動機出力 | 130kWx4基 |
歯車比 | 5.25 |
台車形式 | KW-31 |
台車固定軸距 | 1,900 mm |
台車中心間距離 | 10,200 mm |
台車車輪径 | 860 mm |
駆動方式 | 平行カルダン |
制御方式 | 抵抗制御 |
制御装置(形式) | 電動カム軸式EC-260 |
制動装置(形式) | SME発電保安 |
保安装置 | ATS |
列車無線 | あり |
冷房装置 | あり |
連結器 | 自動密着式 |
デットマン装置の有無 | あり |
備考 | 車いす・ベビーカースペース設置 |